こんにちは、3回生の知事です。

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EOS6D samyung14mm 30s/F2.8/ISO4000
流れ星です。うまく入ってくれました。



 昨日、おとついと星を撮影にいきました。服を上下二重に着こみましたが、やっぱり寒かったです。


関西では撮影地が公害の影響により、理想的な天体を観測できるスポットは少ないのですが、今回は曽爾高原に行ってまいりました。

出発した12月20日の日中は奈良の橿原はワイパーを全力で動かさないといけない雨でしたが、星空指数(http://www.tenki.jp/indexes/starry_sky/)では奈良県が80になっていたため、それを信じて曽爾高原に向かいました。

しかし到着したときは周り一面が霧で3メートル先も見えない状況でしたが、午前1時まで車内で待っていると、雲が晴れ、満点の星空が見えてきました。ですが、機材をセットしている間に再び雲がかかり、ほとんど星が見えない状況が続きました。そのまま外で待機していると、午前5時になって雲が完全に晴れ、目視でもものすごい星を観測することができました。よかったです。

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EOS6D samyung14mm 30s/F2.8/ISO4000
南の空です。綺麗に晴れてくれました。


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EOS6D samyung14mm 30s/F2.8/ISO4000
初めて北斗七星とそこから北極星を見つけることができました。明け方ですが北の空もきちんと見れました。編集で空の色を青くしてみましたが目視ではこんな色にはなりません。山と空の境の明かりはたぶん名張市と青少年自然の家の明かりになります。


さて行ってみてわかったことですが、
「曽爾高原は星空は見えるが暗くない」
です。

私は先月、和歌山の周参見まで行きましたが、曽爾高原の方が確実に目視でわかるくらい明るいです。北西の名張の光が強かったです。アクセスは簡単なのですが光害を考えると、撮影には最善ではないと思います。
ですが、目視の天体観測であれば感動的なので、お勧めです。



今回の撮影ではこの紹介するものがすごく便利でした。

「100均のキーライトとパスケース用のワイヤー」
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これをズボンのベルトに引っ掛けておくと、いつでも探す必要なくライトをつけれるので便利です。ライトから手を離すだけで、ライトが消え元の腰辺りに帰ってくれるので暗闇では重宝します。これだけでもだいぶ撮影が変わります。





さて、話は変わりますが以前

12行のコードでステッピングモーターを制御する方法(arduino)

こんなエントリーを書いたのをご存知でしょうか?このエントリー、他の部員から「入る部間違えた」とか「これはひどい」とか「写真張れよ」とか散々言われました。

今回の撮影ではこのプログラムを使ってポタ赤を一応動かしてました。ポタ赤はアイベルのCD1です。
いろいろ改造してますが(ユニポーラ型からバイポーラ型への変更、割り込み命令など)基本的な事は同じです。(解説が必要な方がおられましたらコメントください。エントリー書きます。)

ポタ赤は使ってはいたのですが、すぐに雲に隠れてしまったりで撮影は30秒が限界でレンズが14mmだったり、北極星が出ていないため計測器による極軸合わせなのでどれだけの効果があったのかわかりませんでした。次、条件がいい撮影ができればそれらの精度も確認してみたいです。

ではでは